27日（土）、村岡敏英幹事長（秋田3区総支部長）は、秋田市で開催された第95回秋田県中央メーデーに出席しました。

　実質賃金は1996年をピークに四半世紀も下がり続け、わが国経済は停滞し続けてきました。私たち国民民主党は一貫して「給料が上がる経済の実現」を訴え、「賃上げ」議論を先導してきました。結果として、今年の春闘の大手企業の賃上げ率は、5.20％(第4回集計、定期昇給を含む正社員)と1991年以来、33年ぶりの高水準となりました。連合の仲間の皆様のご尽力に敬意を表します。

 大切なことはこうした流れを中小企業、パート・派遣労働者などの非正規労働者を含む、すべての働く人の賃上げに波及させることです。国民民主党は広く意見募集を行い、集まった多くの声を形にするため「中小企業・非正規賃上げ応援10策」を発表しました。

 また、賃上げの実感につなげるためにも、引き続きガソリン値下げや電気代値下げなど物価高対策に取り組むとともに、政策を総動員して持続的な賃上げの実現に党をあげて取り組んでまいります。

 今後も皆様との絆を深め、「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立った政策を提案し続けます。また、「正直な政治」を大前提に、政策本位で協力できる政党とは与野党を問わず連携しながら、国民の健康と命、生活と雇用を守る政策を実現してまいります。